和火

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和火

和火/wabï について

和火/wabïは現代の生活スタイルの中でも炭火を楽しみたいと考えて生まれたブランドです。

開発者である私(樋口)は食べることや料理をすることに、異常なほどの熱意を持っており(周りからは変態、よくて異常者と認識されているでしょう)、同じ食材を調理するのでも、どうやったらより美味しく食べられるだろうと、いつも思いを巡らせています。

そんな妄想の日々の中で、かねてから取り入れたいと考えていた調理道具がありました。そうです、火鉢です。みなさんもBBQなどで炭火焼きをしたときに、いつもと同じ食材が、なぜこんなに美味しくなるのだろうと疑問に思ったことはないでしょうか。ただ炭火で焼くだけで、肉でも魚でも野菜でもなんでも、まるで魔法にかけられたように美味しくなるのです。まあ魔法とは言いすぎかもしれないですが、特別な調味料を振りかけたと言ってもいいくらい、食材を美味しくしてくれます。

最初はわざわざ開発などせずに買って楽しもうかと考えていました。幸い日本には炭火を扱う伝統文化があり、「火鉢」や「七輪」が身近です。陶磁器製のものから銅板と木材を組み合わせたものまで、色んな種類の火鉢が手に入ります。しかし目的に合いそうなものを時間をかけて探してみましたが、食指が動くことはありませんでした。なぜなら日本のライフスタイルは決定的に畳から机椅子へと移り変わっており、伝統的な火鉢を卓上で使うには高さがあり過ぎるからです。また現在の日本の食卓にはさまざまな国の料理が並びます。例えばタンドリーチキンやナンを炭火で焼きたいとか、バゲットをトーストしながらオリーブオイルに付けて食べたいと思ったときに、伝統的な和のテイストはそれぞれの料理に馴染みません。

卓上でも使いやすく、ニュートラルなデザイン。丈夫で長く使える。そういった条件を満たす火鉢は残念ながら既存のマーケットには存在せず、望むかたちで炭火を楽しむことは難しそうです。そこであきらめても良かったのですが、火鉢への想いは募るばかりで、自主的に開発を始めることにしました(ああ、確実に変態視されていることでしょう)。その後は試行錯誤の連続で、何度も困難に直面しましたが、数年かけてようやく日の目を見ることができました。様々なアドバイスや有償無償のご協力をいただいたみなさまに感謝いたします。

和火/wabï
代表
樋口賢太郎


higuchi

樋口賢太郎のプロフィール
1975年新潟県生まれ。東京在住。グラフィックデザイナー、アートディレクター、クリエティブディレクター。デザイン事務所「すいせい」を主催。ブランディングや総合的なデザインを主な活動領域としている。wabïではコンセプトメイキングからプロダクトデザイン、グラフィックデザイン、パッケージデザイン、ウェブデザインなどトータルで制作した。

連絡先:info@wabi.jp