大根のいしり焼
2022/02/27
大根が美味しい今の時期に合わせて、大根のいしり焼きをつくってみました。
いしりとは主にイカを主原料とする能登地方の魚醤です。一般的な魚醤よりも香りが穏やかで、甘味が強いように感じます。いしりがなくても、しょっつるや、ナンプラー、醤油などでも美味しくつくれます。
大根は3〜4cmくらいに輪切りにし、繊維質の皮部分を分厚く剥いておきます。
写真では味が染みやすいように隠し包丁を入れ、面取りしていますが、そのままでも大丈夫です。
ラップして電子レンジで柔らかくなるまで火を通します。写真の大きさの大根2つでだいたい8分くらいでした。
電子レンジにかけている間に、必要があれば大葉を切っておきます。
レンジが終わったら軽く表面の水分を拭き取り、いしりをハケなどで塗り、ひっくり返しながら炭火で焼いていきます(写真では串を打って焼いていますが、もちろん網焼きでも問題ありません)。一番上の写真くらいの焦げ目がついたら完成です。あれば大葉を添えてみてください。とてもシンプルですが、大根のみずみずしさといしりの芳ばしさが存分に楽しめる、満足感が高いレシピだと思います。いまの季節にいかがでしょうか?