和火

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白子の昆布焼き

白子の昆布焼き

だんだんと寒くなってきたいまの季節、さまざまな味覚が楽しめるようになりました。今日はタラの白子の昆布焼きです。

白子の昆布焼き

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まずは昆布を日本酒で10分くらい湿らせておきます。写真ではハケを使ってますが、スプレーや湿らせたキッチンペーパーなどでも代用できます。

白子の昆布焼き

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白子を薄い塩水で洗い、ひと口大に切り分けます。このとき血合いなどがあったら取り除いてください。今回はタラの白子を使いましたが、もちろん他の魚(サケ、タイ、フグ)などでもOKです。

白子の昆布焼き

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さっと30秒くらい熱湯にくぐらせ、冷水に取ります。ここで下拵えすることで、昆布の上で焼く際に、神経質に火が通ったか気にしなくてもよくなります。またタラの場合は生の状態だと自らの分解酵素が働き、生臭さが増しますが、加熱でその効果を抑えることができます。

白子の昆布焼き白子の昆布焼き

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湿らせておいた昆布に軽く塩を振り、昆布で白子を挟みます。このまま数時間から一晩くらい置いておきます。

白子の昆布焼き

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あとはひっくり返しながら焼くだけです。火にかけるとだんだんと昆布のよい香りが部屋に漂います。焦げやすいので、全体が温まったら火から下ろして、お召し上がりください。調味料や薬味はお好みで。個人的には塩か醤油だけがおすすめです。

※オマケ 使用した昆布は、割いて炭火で焼いていただくととても良い酒のアテになりますし、出汁としてもお使いいただけます。捨てずにぜひ最後までお楽しみください。